自動思考について

こんにちは。PUSHYA<ぷしゃ>です。

2023年も今日限り。1年って本当にあっという間ですね…。

ところで、この年末、ふと気づいたことがあるのです。

「頭の中が、静かになってる…」

なんだか、ぼーーーっとしているような、でも風の匂いが感じられたり、鳥の声なんかがよく聞こえてくるような、不思議な感じ。

静かになってみて気づいたのですが、これまではほぼ常に頭の中で様々な(ポジティブもネガティブも…でもやはりネガティブのが多いかな)独り言が流れていっていたのでした。

一説によると、自動思考(ネガティブ系)のパターンとして多いのは
「被害者的思考(自分が傷ついた”あんなこと””こんなこと”を繰り返し思い出す)」
「加害者的思考(身近にいる”あんな””こんな”ダメなやつ…を繰り返し思い出す)」
「自罰的思考(自分の失敗や短所と思うところを繰り返しあげつらう)」
なんていわれたりします…。

文字で読むだけでもなんか苦しい…( ;∀;)

自動思考は単なるクセです

実は、自動思考は単なる癖であるので、自分でとめることができます。
一度にバシッとはとまりませんが(何しろ癖というのは長年の蓄積でもあるので…)練習によって、徐々に減らしていくことができます。

「自動思考=長年の思考の癖」なので、自分にとって違和感が少なくて自然に入り込んできます。

まずは、「あ、これが自動思考か!」と気づいていく練習からしていきましょう。

自動思考を見つけるコツは「いつの間にか頭の中にグルグルと浮かんでいるけど、その考えが”今ここ”の現実的な行動に結びつかない」考えに気づいたら、一旦その考える行為をやめること。

(やめてもまたいつの間にかグルグルします…それが自動思考の「自動」ってことなのです…)

そして、見つけたら一旦やめるためのコツは「身体を使う」こと。

パンっと手を合わせるのもよし、目をぎゅーーーっとつぶるのもよし、屈伸するもよし(^^)/

最初のうちは数分でまたグルグルが戻ってきたりもするかも( ;∀;)
その自分を責めず、また戻ってきたねーーーと発見して手放す。
淡々と繰り返していくことで、徐々に自分のパターンも分かり、そして手放しも上手になっていきます。

2024年は自動思考を手放して、空いたスペースに、自分の叶えたい願いや夢や希望をたくさんいれて、ガンガン引き寄せていきましょう(^^♪

よいお年をお迎えください!!!

 

タロット占いをしたくなる時

みなさんはどんな時、占いをしたくなるでしょうか。

自分の未来を知りたい時?

何かの決断に迷っている時?

人間関係に悩んでいる時?

人生の岐路にある時や、ご自身にとって大切な人との関係に変化が起こっている時にヒトは切実に占いを求めるのかもしれません。

または、ふと「少し先の未来」を知りたいような気がするというように、虫の知らせ的な ” 勘 ”が働くタイミングがあるのかもしれません。

未来を知りたいのは、「望む未来に近づけたい、叶えていきたい」という思いがあるから。

タロット占いは、過去から現在に至るまでのプロセスを自覚し、現状を把握することで、まだ見ぬ未来を目にする手助けをしてくれます。

もし予測した未来が望むものとは異なっていた場合でも、「未来を選び直すチャンス」を得ることができます。

私はタロットカードを通じて、本当に望んでいる未来に気づき、その実現に向けて歩みを進めるヒントを得られると信じています。どんな現状にあっても、私たちは幸せになることができるのです。タロットカードはそのプロセスを加速させてくれる貴重なツールだと思います。

あなたがご自身の望む人生を見つけ出し、望む方向に向かうためのプロセスを楽しむことができることを願っています。

その過程が豊かで充実したものとなりますように ♪

 

 

タロット占いが当たるってどういうことなんだろう

こんにちは。PUSHYAです。

突然ですが、タロット占い(だけに限るわけでもないですけど)をしたくなる時ってどんな時ですか?

そして、占いが当たるってどういうことだと思います?

私自身は、実はタロット占いを学び始めるまではあまり考えたことがなく…(ないんかい、笑。世の中には色々なことがあるからな、という大雑把な理解故)。

でも、「タロット占いって何で当たるの?」という疑問、結構ちょいちょい出てくる質問だったりするようです。

私なりに一番しっくりきたのは「シンクロニシティ(意味のある偶然)」という考え方、でした。

たとえば、ヒトとのご縁って後から考えると本当に「あの時あのタイミングでよくぞ出会いましたよね」ということってあるかと思います。

年齢を重ねれば重ねる程、振り返るにご縁って不思議だなあーと実感することが、私自身多いのですけど、何ならそれがその時はしんどい人間関係と感じていたご縁も、その後の展開も含めて考えると「ありがたかったっす」みたいになったりします。

人間関係しんどくなって、転職を考えて、その過程で色々の副産物があって、そこで身に着けたことが今の自分にむちゃくちゃ役に立ってる…というような。人生万事塞翁が馬ってこういうことか…みたいな。

そんなことを考えていると、シンクロニシティも特別スピリチュアル的なことでもなく、人生の中で自然に起こってくる(そしてリアルタイムもしくは後々になって「意味のある偶然」と感じられる)ことなのかもしれないなあと思います。

タロット含め、セッションにお申込み頂いたからこその私との出会いも、出てくれるタロットカードとの出会いも、展開されたことで意味を持つという側面もあるのかもしれません。

そこにどんな深さで向き合っていくかによって、「意味」の深さもまた変わってきたりするのかも(よしあしではなく、影響を受ける程度という意味で)。

大切なのは、その時必要なタイミングで、必要な深さでメッセージを受け取ること、かも。

意味ある偶然のご縁に感謝しつつ、セッションにいらした方がその時々に必要なメッセージを必要な深さで受け取るサポートをさせて頂けたらと思っています。

女教皇 ~知恵・直感・洞察力~

こんにちは。PUSHYA<ぷしゃ>です。

今回は「Ⅱ 女教皇」について。

女教皇は、知恵と直感を象徴する力強いカードです。

女教皇は、深い洞察力と内なる直感を持ち、情報を受け取り、知識を収集することが得意です。

このカードは、自己啓発や内省、バランスの取れたアプローチを示唆します。

女教皇は、仕事においても重要な意味を持ちます。

女教皇の正位置が出た場合、あなたは自分の知識や経験を活かし、知恵を駆使して仕事に取り組むことができるでしょう。あなたは、冷静で客観的な視点を持ち、状況を的確に分析することができます。また、人々からの信頼を勝ち取り、リーダーシップの役割を果たすこともできるかもしれません。

女教皇は、自信を持って自分の意見を述べることを奨励しますが、同時に柔軟性と寛容さも重要視します。あなたは、他の人々との協力を大切にし、コミュニケーションの力を活かしてチームをまとめることができます。

一方、女教皇の逆位置は、情報の過負荷や過剰な分析によって、混乱や迷いを経験することを示唆します。

たとえば、過度に自己批判的になって自信を失いがちだったり、感情的なバランスを崩しやすく、冷静な判断が難しくなるかもしれません。この状況では、自分と向き合い、内省の時間を取ることが助けになります。

自分自身に対して優しくなり、内なる声に耳を傾けたり、情報を整理するために時間を取って、自分の意見や目標を再評価することも必要かもしれません。

女教皇は、知識と直感を結び付けることで、洞察力が高まることを示すカードです。

女教皇はあなたに自信とバランスをもたらし、知恵を活かした行動を促します。あなたは、自分自身の内なる力に目を向け、自己成長と探求心を持って前進することができます。

仕事における女教皇のメッセージは、自分の専門知識や経験を信じ、積極的に活かすことです。あなたは、他の人々から尊敬される知識人としての地位を築くことができるでしょう。自分の強みや才能を自覚し、それを仕事に活かすことで、成功を収めることができます。

更に、女教皇は「感情的な知恵と直感」も重要視します。

仕事の決断や対応においては、論理的な分析だけでなく、直感や感情も取り入れることが大切です。

女教皇は、あなたが自分の直感に自信を持ち、それを信じることを促しているのです。時には、直感的なアプローチが最善の結果をもたらすことがありますので、自分の感情に素直に従ってみることを試してみてください。

もし、女教皇が逆位置で出た場合は、自分と向き合う内省の時間を取ってみましょう。自分自身に対して厳しくなりすぎず、過度な自己批判をしないように、「自分は今どんな気持ちなのか、どこに向かいたいのか」と自分に優しくききながら対話をする時間を取りましょう。

感情のバランスが取りづらいと感じた時こそ、自分を労わり、必要なサポートやアドバイスを求めることも大切です。

女教皇は、あなたの中に深い洞察力と知識があることを示し、それらを使いながらバランスの取れたアプローチをするよう伝えてくれています。

あなたは、自分の内なる声に耳を傾け、知識と直感を統合することで、より良い仕事と豊かな人生を築くことができるでしょう。

女教皇の洞察力や知恵を得て、実際の行動を起こしている様子を示すのが「Ⅶ戦車」のカードになります。

戦車のカードは、女教皇の内省や知識の獲得を通じて自信を深め、勇気と行動力を持って目標を達成するために知識と実際の行動を結びつけている様子を示しているのです。

そう考えると、ものごとにはそれなりのプロセスがあることが感じられて、とても面白いなと感じます♪

タロット占いって結局何だろう? ~シンクロニシティと自分に向き合うこと~

こんにちは。PUSHYAです。

今回は、タロット占いについて「シンクロニシティ」という概念とともにお話してみたいと思います。

シンクロニシティとは「偶然の一致」や「意味のある偶然」を指します。

例えば、あなたが「仕事に関する迷いや今後について」カードを引いたときに、そのカードがあなたが思っていることや感じていることとピタリと一致した場合、またはその後の実際の展開がカードが示していた通りだったと感じる時、それはシンクロニシティと呼ばれます。

つまり、タロット占いでは、カードはあなたの内面を映し出していると考えるのです。

しかし、タロット占いはあくまでも「予言」ではありません。

占い師がカードを解釈する際には、あなたが今抱えている問題や心配事をよく聞き、そこからカードの意味を読み取ることが大切です。

また、占い師はあなたの人生を決めることはできません。カードが示す未来は、あくまでも「ある可能性」であることを忘れずに、最終的な決断や行動は、自分自身で行っていくことになります(あなた自身の大切な人生ですから、当然ですね!)。

タロット占いは、あなたの内面を深く掘り下げ、自分自身を客観的に見ることができるツールです。

そして、その探求の過程で、偶然の一致や意味のある偶然が起こることもあります。

そんなシンクロニシティに出会えるかもしれない、タロット占いがその貴重な機会になったら嬉しいです。

うつっぽいかもしれない時に

こんにちは。PUSHYAです。

「うつっぽいかも…」と思うことって、誰でも人生の中では一度や二度、もしくはもっと多い回数において、あると思うのです。

人に言うかどうかとか、何かアクションするかどうかは別として。

私も経験があります。

今回は、そんな思いがよぎった時に、まず試してみて欲しいことを2つお伝えします。

1つ目は「とにかく、寝る」を最優先

しかし得てして、不調な時ほど「寝ようとしても眠れないから困っとるんじゃ!」という事態が起きやすいです。

なぜかというと、「うつっぽい」と感じる時は、カラダとココロから「ヤバイ!」というシグナルが出まくっているから。

戦場に近いところにいるのに、すやすやと寝られる人はいないですよね…。

それでも、たとえばこの時間帯だったら寝られるとか、誰かと一緒なら寝られるとか、浅い・短い睡眠だけどウトウトはできるとか、「これなら少しは…」ということがあれば、その形で睡眠をとりましょう。

「寝ようと思っても眠れないことを痛感するのがまたしんどい」という方は、「固有覚」を入れましょう。

固有覚?何?は、また別の記事で詳細を書きますが、要は、身体にギューッと圧をかけることです。

人間のカラダには、圧を感じることによって安心感が湧く仕組みが備わっています。

自分でするなら、抱き枕にギューッと抱きつく。

抱き枕がなければ、クッションを2つ、上半身(腕)と下半身(脚・足)にそれぞれ挟んでギュギューッとしてもよいですし、1つの(できれば大き目の)クッションを抱えて座ってギューッと力をこめたり抜いたりを繰り返すのもOKです。

または、毛布や布団にきつめにくるまって「一人ミノムシ」状態もお勧めです。

もし誰かの協力を得られるのであれば、うつ伏せに寝た状態で肩や腰、ふともも辺りを、クッションや座布団の上からギュギューッと上から垂直に押してもらいましょう。

「心地よい」と思える強さでお願いしましょう!

 

2つ目は「五感の感覚を積極的に使う」

 

特に、触覚・聴覚・嗅覚に注目して欲しいです。

心地よい触覚のタオルなどに顔をうずめる、またはホットアイマスクなど温覚を感じること。

心地よいと感じる音源にアクセスして、その世界に没頭すること。

そして、心地よいニオイをかぐこと。

精油を買いに行く、選ぶ元気も出ないよ…という時は、近所のスーパーで買える柑橘類の皮でもよいです。

むいた皮を手で揉むと香りを感じやすいです(柑橘系の精油は果皮を圧縮して取ることがほとんどなので、成分は共通するしフレッシュだし

(^^)

アロマセラピーは、カラダとココロが「ヤバイ!」と感じた結果、教えてくれるシグナルを上手に受けとめて、「安心」に導くツールでもあります。

まずは応急処置!

でも、せっかくご自身のカラダとココロが一生懸命伝えてくれるシグナルについて、深く考えていくことが、あとから振り返ると人生の大切な岐路だった!ということもあります。

もちろん、不調が続く時には、セルフケアだけでなく医療にかかることが必要なこともあります。

その時々での優先順位もありますから、そこも含めて一緒に考えていけたら嬉しいです。

タロットカードたちについて

こんにちは。PUSHYAです。

徒然に、タロットカードたちについて書いてみたいと思います。

本当は、0番「愚者」から書き始めるのが分かりやすいかもしれないのですが…。

とりあえず、その時々で自分にご縁を感じたカードから、順不同です<m(ーー)m>

お楽しみ頂けたら嬉しいです♪

 

 

節制 ~錬金術~

こんにちは。PUSHYAです。

14番「節制」のカードについてです。

1番の「魔術師」が、目の前の机に並べていた4つの道具(水・地・火・風<それぞれカップ・ペンタクルス・ワンド・ソードと対応>)を実際に使えるようになって進化したのが「節制」の姿。

0→1を生み出すスタートをあらわす「魔術師」が、様々な経験を積み重ねながら身に着けた能力や資質を「等身大」の自分として上手に使いこなしながら、ものごとを成し遂げることができる段階になっています。

日本語の「節制」は、「控えめ」「慎む」というような、何となく大人しいイメージにつながりますが(「節約」が同時に浮かんでしまうのは私だけ…?)、私の敬愛するまゆちん先生によると、本来の意味は「健全な思慮=何かを控えることではなく、「ありのまま」の「自然体」で生きていくこと」とのこと。

(引用:かげした真由子「カードからのメッセージがかならず読み解ける!はじめてのタロットBOOK」)

ありのままの自然体で、自身の資質・能力を使って充足していける段階に到達するというのは、自分の思っていることや考えていること(顕在意識)だけでなく、自分自身すら気づいていない、いわゆる無意識(潜在意識)の領域の諸々さえも混ぜ合わせて統合しながら、錬金術のように恵みを生み出していくということ。

そして、その次15番のカード「悪魔」に続いていきます。

人が成長し続ける時、達成したステージ(コンフォートゾーン)から更に一歩踏み出していくことは必須ですもんね。

 

ピンチはチャンス。

少し視点の抽象度をあげて全体を眺めるスタンスも大事にしたいな、と思っています。

大アルカナのカードは人の一生になぞらえているとはよく言われることですが、このつながりがまた、興味深く面白いです^^

 

 

 

「ちょっと疲れた・・・」が続いているあなたへ

こんにちは。PUSHYAです。

ついつい「ココまでは何とか・・・」と頑張り過ぎてしまう。
我慢したくてしているわけではないけれど、状況的に我慢せざるを得ない…。

当てはまっていると思ったあなた、「ちょっと疲れた」ではなく、「実はだいぶ疲れてる」かもしれません。

と、言われて思わず頷いてしまったあなたへおススメの方法を2つお伝えします。

ひとつ目は「やらないことを決めること」

頑張り過ぎてしまう人は、「これはやらない」と決意しないと疲れていてもついついやってしまいます。

というか、決意しても「実際やらない」という行動が出来るまで練習が必要な方も、実は結構いらっしゃいます。

ついつい引き受けてしまっていた頼まれごと、頼まれたわけではないけど自分が気になるのでやってしまうこと、嫌だなあと思いながらもついつい続けてしまっていること…。

もし頭に浮かんだことがあったら、「やらないBOX」へ断捨離してみましょう。
やらないとどうなるかの実験(笑)と思って、その経過を観察しましょう。

意外にやらなくても大丈夫らしい・・・少なくとも頻度は減らして大丈夫、ということが分かったらこっちのもんです。

そこから行動の断捨離をひそかにすすめましょう。
(一気にやるとリバウンドするかも…少しずつ、がコツです)

ふたつ目は「出来る対処を増やすこと」

といっても、既に「疲れた」「しんどい」となっている時に、更に新しい何かを取り入れるのは億劫なものです。

コツは気軽に出来て、気持ちの変化に繋がりやすいこと。五感に働きかけるのがお勧めです。
好きな絵や花やお庭をみたり、好きな音楽をきいたり、好きな香りをかいだり・・・。

実は、アロマはとても心強い対処となってくれることが多いです。

アロマが疲れ対処に有効な理由

五感の中でも嗅覚は、脳の本能的な部分にダイレクトに届くので一瞬で効果を感じやすいのです。

私はアロマトリートメントに使う精油を選ぶ際に、「リラックスしたい気分」or「リフレッシュしたい気分」をおききすることがよくあります。

それほど本数を持っていなくても、単体でも組み合わせてもOK!
沸かしたお湯に数滴垂らして、湯気とともに吸い込んだら気分一新です。

精油の選び方

「自宅でアロマを使う時は何を買ったらいいですか?」とよくご質問を受けますが、私のお返事は「これが好き、という精油があったら効能などより”好き”を優先!です。

お店のtesterを何本かかいでみて「コレいいかも」が正解!
モノによってはお財布と相談ですが…。

とはいえ、精油の好みが自分でもよくわからない、どれを買っていいか迷ってしまう場合は、リラックス系のラベンダー、ハーブ系のペパーミント、柑橘系のオレンジ辺りがおススメです。

お値段も精油の中でも手頃ですし、禁忌が少ないので安全に使うことが出ます♪
そして、この3つ、もしくはこのうち2つをブレンドしてもよい感じに仕上がります。

現代は頑張らざるをえない時代

アロマセラピーやカウンセリングをさせて頂く中で感じることは、現代は頑張らざるを得ない、我慢せざるを得ない生活が知らず知らずのうちにデフォルトになっているのではないか・・・?ということです。

仕事をしていれば抱えている案件や周囲との関係性もありますし、家庭があれば毎日の家事を自分がしなければ日常が回らない。
小さなお子さんがいたら時間も自分の都合も関係なく”待ったなし”ですよね。

また、SNSが日常生活や人間関係に必須となり、いつでもどこでも連絡がつく便利さがある一方、時に少し窮屈に感じながらもその都度対応していることもあるかもしれません。

決めつけるわけではないのですが、そのような状況におられる中で少しずつの違和感や疲れの蓄積が、心身の不調につながる方が多いように感じます。

「疲れた」「しんどい」と感じたら

「疲れたな」「しんどいな」と感じた時に、即「じゃあ今日はもう休んじゃおう」ということが許されるなら、そもそもこんなことになっていない。

でも、最終的には自分が元気で笑顔で過ごせることが、自分にとっても、そしてあなたが大切に思っている周りの方にとっても幸せにつながるのではないでしょうか。

まずは自分が楽になり、余裕を持てる工夫をしていくこと。
よかったらお試しくださいね。

肩こりがつらい…

こんにちは。PUSHYAです。

今日は肩こりについて。

肩こりは「ある」のが普通?

アロマトリートメントをする時には「コンサルテーション」という形で、心身の状態やお身体の気になるところ、特に凝りや痛みを感じるところなどについてお話を伺った上で、精油を選んだりマッサージの仕方を合わせたり、ということをします。

その中で、多くの方が「肩こり」はあるとおっしゃいます。
「でも、肩こりがなかった時が思い出せない位だから…」と、「あるけどそれが普通」状態。
「これまでそれほど気にしたことがなかったけど…」とおっしゃった方の肩を触ってみたらガチガチだったりすることも、よくあります…。

ガチガチが日常過ぎて、逆に「肩こり?あんまりないけど」となっていたりすると、セラピスト魂は逆に燃えたりもします(笑)。

冗談はさておき。
こういうことって、実は結構あるような気がするのです。

「つらい」の対処は「なかったことにしておくこと」?!

つらい状態に慣れすぎて、つらいと感じなくなる。
しんどい、しんどいと思っていたら、余計しんどくなりそうな気がするから、とりあえずなかったことにしておく。

カラダもココロも、そうして乗り切ることが必要な時も、確かにあります。
本来備わっている自己治癒力が発揮されて解決したりすることも。
「時間ぐすり」が効いて、緩やかに回復していったりすることも。

でも一方で、やはり対処せずの時間経過でよりリスクが高まったり、不調の日常が回っていくうちに他のところにも影響が出てきたりすることもよくある、と言わざるをえません。

「たかが肩こり」

「肩こりがつらい」。

でも大人になれば多少誰でもあるものだし、忙しい日常の中では「たかが肩こり」と思いがち。

でも、肩こりは不快なだけではなく、血管や神経の滞りを起こし、頭痛をはじめとする様々な身体的不調につながりますので、やはり早めにこまめにケアしておいた方がいいのです。

肩こりはメンタル不調とも関係する

特に日本の文化では、「気疲れ」はまず「肩こり」に現れる、と言われたりします。

気を使う、緊張するような相手とともに過ごした後、首・背中・肩が張って「肩こった…」となったりした経験は誰でもあるのではないでしょうか。

そして首・肩のこりは鈍く重ーい頭痛(いわゆる緊張性頭痛)を起こしたりします。

肩こりをケアするおすすめの方法

 

では肩がこった時のおススメの方法について2つお伝えしていきます。

ゆっくり湯船に浸かる&ストレッチ

疲れた時の入浴は億劫で、シャワーでいいや…となりがちですが、肩こり状態は首・肩周りの血行不良状態でもあります。

おすすめの方法、1つ目は入浴&ストレッチです。
40度以下のややぬるめのお湯にゆっくりと浸かり肩周辺を温めながら、首を前後左右に倒したり、ゆっくり回してストレッチをして血行促進を促しましょう。

首を回した後は肩回り。ゆっくりと腕を上げて、脇を伸ばすのもよい方法です!
私たちの腕は、片方だけで約5kg。
これを肩甲骨という背中側にある骨が支えていますが、更に、この肩甲骨を支えているのは脇の筋肉(前鋸筋といいます)です。

ヨガでもよく「肩甲骨」というワードが出てきますが、肩回りをほぐすには「肩甲骨を寄せるー広げる」、「腕をあげて脇の筋肉を伸ばす」のが有効です。

普段から姿勢を意識する

おすすめの方法2つ目は、「日常の中で自分の姿勢を意識する」ことです。

地味ですが…。
しかし、何十年も使わせてもらうカラダにかかる日々の負担、あらためて考えると怖くなるくらい、私たちのカラダには実は負荷がかかっているのです。

頭の重み、地球の重力etcに加えて、デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいたり、対人関係で気を遣ったり(気疲れは肩こりに出やすい)、仕事後の買物でも重いものを抱えて帰路についたりする中で、ふと気づいたら首肩周りの筋肉はカチカチに。

前置きが長くなりましたが、ではどうするかというと、まずは気がついたタイミングで肩を左右に広げるイメージで肩周りをリラックスさせます。
胸を張るというよりも、鎖骨をスーッと左右の真横に広げる感じです。

やりづらければ、一旦肩をギュッと耳近くまで持ち上げてストンと落としてから、肩をスーッと横に広げるイメージをしてみましょう。

その時にお腹→胸の順番に深く息を吸い入れて、ゆっくりと吐き出す呼吸をすると尚良し、です。

呼吸については、また別記事で書きますが、呼吸法は自律神経を整えるのにとても有効ですし、リラックス効果抜群の方法です。

肩こりに有効な精油たち

肩こりは、アロマトリートメントの最も得意とするケアの1つです。

ローズマリー・シネオールやレモングラス、レモンなど血液の循環をよくする精油に加えて、ジュニパーベリーやサイプレスなど老廃物を排出する作用を持つ精油をブレンドしてゆっくりやさしくマッサージ。

タッチの心地よさと好きな香りに包まれて心身ともにリラックスすると、マッサージ中だけでなく夜もぐっすり眠れたというご報告を頂くことが多くあります。

セルフケアに加えて、頑張っているご自分のカラダへのご褒美・スペシャルケアにアロママッサージ、お勧めです。

何十年も一緒に過ごす自分のカラダを大切に。

カラダが整うとキモチも自然とほぐれます。