タロット占いをしたくなる時

みなさんはどんな時、占いをしたくなるでしょうか。

自分の未来を知りたい時?

何かの決断に迷っている時?

人間関係に悩んでいる時?

人生の岐路にある時や、ご自身にとって大切な人との関係に変化が起こっている時にヒトは切実に占いを求めるのかもしれません。

または、ふと「少し先の未来」を知りたいような気がするというように、虫の知らせ的な ” 勘 ”が働くタイミングがあるのかもしれません。

未来を知りたいのは、「望む未来に近づけたい、叶えていきたい」という思いがあるから。

タロット占いは、過去から現在に至るまでのプロセスを自覚し、現状を把握することで、まだ見ぬ未来を目にする手助けをしてくれます。

もし予測した未来が望むものとは異なっていた場合でも、「未来を選び直すチャンス」を得ることができます。

私はタロットカードを通じて、本当に望んでいる未来に気づき、その実現に向けて歩みを進めるヒントを得られると信じています。どんな現状にあっても、私たちは幸せになることができるのです。タロットカードはそのプロセスを加速させてくれる貴重なツールだと思います。

あなたがご自身の望む人生を見つけ出し、望む方向に向かうためのプロセスを楽しむことができることを願っています。

その過程が豊かで充実したものとなりますように ♪

 

 

タロット占いが当たるってどういうことなんだろう

こんにちは。PUSHYAです。

突然ですが、タロット占い(だけに限るわけでもないですけど)をしたくなる時ってどんな時ですか?

そして、占いが当たるってどういうことだと思います?

私自身は、実はタロット占いを学び始めるまではあまり考えたことがなく…(ないんかい、笑。世の中には色々なことがあるからな、という大雑把な理解故)。

でも、「タロット占いって何で当たるの?」という疑問、結構ちょいちょい出てくる質問だったりするようです。

私なりに一番しっくりきたのは「シンクロニシティ(意味のある偶然)」という考え方、でした。

たとえば、ヒトとのご縁って後から考えると本当に「あの時あのタイミングでよくぞ出会いましたよね」ということってあるかと思います。

年齢を重ねれば重ねる程、振り返るにご縁って不思議だなあーと実感することが、私自身多いのですけど、何ならそれがその時はしんどい人間関係と感じていたご縁も、その後の展開も含めて考えると「ありがたかったっす」みたいになったりします。

人間関係しんどくなって、転職を考えて、その過程で色々の副産物があって、そこで身に着けたことが今の自分にむちゃくちゃ役に立ってる…というような。人生万事塞翁が馬ってこういうことか…みたいな。

そんなことを考えていると、シンクロニシティも特別スピリチュアル的なことでもなく、人生の中で自然に起こってくる(そしてリアルタイムもしくは後々になって「意味のある偶然」と感じられる)ことなのかもしれないなあと思います。

タロット含め、セッションにお申込み頂いたからこその私との出会いも、出てくれるタロットカードとの出会いも、展開されたことで意味を持つという側面もあるのかもしれません。

そこにどんな深さで向き合っていくかによって、「意味」の深さもまた変わってきたりするのかも(よしあしではなく、影響を受ける程度という意味で)。

大切なのは、その時必要なタイミングで、必要な深さでメッセージを受け取ること、かも。

意味ある偶然のご縁に感謝しつつ、セッションにいらした方がその時々に必要なメッセージを必要な深さで受け取るサポートをさせて頂けたらと思っています。

女教皇 ~知恵・直感・洞察力~

こんにちは。PUSHYA<ぷしゃ>です。

今回は「Ⅱ 女教皇」について。

女教皇は、知恵と直感を象徴する力強いカードです。

女教皇は、深い洞察力と内なる直感を持ち、情報を受け取り、知識を収集することが得意です。

このカードは、自己啓発や内省、バランスの取れたアプローチを示唆します。

女教皇は、仕事においても重要な意味を持ちます。

女教皇の正位置が出た場合、あなたは自分の知識や経験を活かし、知恵を駆使して仕事に取り組むことができるでしょう。あなたは、冷静で客観的な視点を持ち、状況を的確に分析することができます。また、人々からの信頼を勝ち取り、リーダーシップの役割を果たすこともできるかもしれません。

女教皇は、自信を持って自分の意見を述べることを奨励しますが、同時に柔軟性と寛容さも重要視します。あなたは、他の人々との協力を大切にし、コミュニケーションの力を活かしてチームをまとめることができます。

一方、女教皇の逆位置は、情報の過負荷や過剰な分析によって、混乱や迷いを経験することを示唆します。

たとえば、過度に自己批判的になって自信を失いがちだったり、感情的なバランスを崩しやすく、冷静な判断が難しくなるかもしれません。この状況では、自分と向き合い、内省の時間を取ることが助けになります。

自分自身に対して優しくなり、内なる声に耳を傾けたり、情報を整理するために時間を取って、自分の意見や目標を再評価することも必要かもしれません。

女教皇は、知識と直感を結び付けることで、洞察力が高まることを示すカードです。

女教皇はあなたに自信とバランスをもたらし、知恵を活かした行動を促します。あなたは、自分自身の内なる力に目を向け、自己成長と探求心を持って前進することができます。

仕事における女教皇のメッセージは、自分の専門知識や経験を信じ、積極的に活かすことです。あなたは、他の人々から尊敬される知識人としての地位を築くことができるでしょう。自分の強みや才能を自覚し、それを仕事に活かすことで、成功を収めることができます。

更に、女教皇は「感情的な知恵と直感」も重要視します。

仕事の決断や対応においては、論理的な分析だけでなく、直感や感情も取り入れることが大切です。

女教皇は、あなたが自分の直感に自信を持ち、それを信じることを促しているのです。時には、直感的なアプローチが最善の結果をもたらすことがありますので、自分の感情に素直に従ってみることを試してみてください。

もし、女教皇が逆位置で出た場合は、自分と向き合う内省の時間を取ってみましょう。自分自身に対して厳しくなりすぎず、過度な自己批判をしないように、「自分は今どんな気持ちなのか、どこに向かいたいのか」と自分に優しくききながら対話をする時間を取りましょう。

感情のバランスが取りづらいと感じた時こそ、自分を労わり、必要なサポートやアドバイスを求めることも大切です。

女教皇は、あなたの中に深い洞察力と知識があることを示し、それらを使いながらバランスの取れたアプローチをするよう伝えてくれています。

あなたは、自分の内なる声に耳を傾け、知識と直感を統合することで、より良い仕事と豊かな人生を築くことができるでしょう。

女教皇の洞察力や知恵を得て、実際の行動を起こしている様子を示すのが「Ⅶ戦車」のカードになります。

戦車のカードは、女教皇の内省や知識の獲得を通じて自信を深め、勇気と行動力を持って目標を達成するために知識と実際の行動を結びつけている様子を示しているのです。

そう考えると、ものごとにはそれなりのプロセスがあることが感じられて、とても面白いなと感じます♪

タロット占いって結局何だろう? ~シンクロニシティと自分に向き合うこと~

こんにちは。PUSHYAです。

今回は、タロット占いについて「シンクロニシティ」という概念とともにお話してみたいと思います。

シンクロニシティとは「偶然の一致」や「意味のある偶然」を指します。

例えば、あなたが「仕事に関する迷いや今後について」カードを引いたときに、そのカードがあなたが思っていることや感じていることとピタリと一致した場合、またはその後の実際の展開がカードが示していた通りだったと感じる時、それはシンクロニシティと呼ばれます。

つまり、タロット占いでは、カードはあなたの内面を映し出していると考えるのです。

しかし、タロット占いはあくまでも「予言」ではありません。

占い師がカードを解釈する際には、あなたが今抱えている問題や心配事をよく聞き、そこからカードの意味を読み取ることが大切です。

また、占い師はあなたの人生を決めることはできません。カードが示す未来は、あくまでも「ある可能性」であることを忘れずに、最終的な決断や行動は、自分自身で行っていくことになります(あなた自身の大切な人生ですから、当然ですね!)。

タロット占いは、あなたの内面を深く掘り下げ、自分自身を客観的に見ることができるツールです。

そして、その探求の過程で、偶然の一致や意味のある偶然が起こることもあります。

そんなシンクロニシティに出会えるかもしれない、タロット占いがその貴重な機会になったら嬉しいです。

タロットカードたちについて

こんにちは。PUSHYAです。

徒然に、タロットカードたちについて書いてみたいと思います。

本当は、0番「愚者」から書き始めるのが分かりやすいかもしれないのですが…。

とりあえず、その時々で自分にご縁を感じたカードから、順不同です<m(ーー)m>

お楽しみ頂けたら嬉しいです♪

 

 

節制 ~錬金術~

こんにちは。PUSHYAです。

14番「節制」のカードについてです。

1番の「魔術師」が、目の前の机に並べていた4つの道具(水・地・火・風<それぞれカップ・ペンタクルス・ワンド・ソードと対応>)を実際に使えるようになって進化したのが「節制」の姿。

0→1を生み出すスタートをあらわす「魔術師」が、様々な経験を積み重ねながら身に着けた能力や資質を「等身大」の自分として上手に使いこなしながら、ものごとを成し遂げることができる段階になっています。

日本語の「節制」は、「控えめ」「慎む」というような、何となく大人しいイメージにつながりますが(「節約」が同時に浮かんでしまうのは私だけ…?)、私の敬愛するまゆちん先生によると、本来の意味は「健全な思慮=何かを控えることではなく、「ありのまま」の「自然体」で生きていくこと」とのこと。

(引用:かげした真由子「カードからのメッセージがかならず読み解ける!はじめてのタロットBOOK」)

ありのままの自然体で、自身の資質・能力を使って充足していける段階に到達するというのは、自分の思っていることや考えていること(顕在意識)だけでなく、自分自身すら気づいていない、いわゆる無意識(潜在意識)の領域の諸々さえも混ぜ合わせて統合しながら、錬金術のように恵みを生み出していくということ。

そして、その次15番のカード「悪魔」に続いていきます。

人が成長し続ける時、達成したステージ(コンフォートゾーン)から更に一歩踏み出していくことは必須ですもんね。

 

ピンチはチャンス。

少し視点の抽象度をあげて全体を眺めるスタンスも大事にしたいな、と思っています。

大アルカナのカードは人の一生になぞらえているとはよく言われることですが、このつながりがまた、興味深く面白いです^^